RMTクラブという練習器具を使っています。WeckMethod というアメリカのメーカーのものです。
見た目は、太いバットの先に柔らかいヘッドが付いた棒です。中に重りが入っていて、振ると中で動きます。
私が持っているのは 4lb、1.8キロのものです。2026年5月に買いました。それから4か月、ほぼ毎日振っています。
重さは4種類あります
| モデル | 重さ |
|---|---|
| 2lb | 0.9kg |
| 4lb | 1.8kg |
| 6lb | 2.7kg |
| 8lb | 3.6kg |
米国公式サイトの説明では、2lb は全年齢向けで速い動きとリハビリ寄り、4lb は標準、6lb と 8lb は12歳以上で強度とパワー向け、となっています。
価格は、国内の正規取扱店で 1.8キロが30,800円(税込)です。米国公式サイトの定価は99.95ドルです。どちらも2026年9月9日に確認しました。
輸入にかかる費用の内訳は分かりません。並べておきます。
長さは、公式の仕様に数値が見つかりませんでした。手元のメジャーで測ったら全長53センチでした。

中で重りが動きます
メーカーの説明では、内部に動く重りが入っていて、それが動的なフィードバックを生む、とされています。
振っている感じは、砂のようなものが流れる感じです。ひとつの塊が転がるのではなく、遅れて流れてきて、フォロースルーで背中側から押されます。
ただし、中身が何かを私は確かめていません。開けていませんし、開ける気もありません。ここに書いたのは、振ったときの体感です。
その押される感じが、ヘッドスピードにつながるのではないかと思っています。思っているだけで、測っていません。

変わったと感じるのは、手先の力みです
4か月振ってみて、はっきり感じるのはひとつです。肘から先の力みが抜けます。
1.8キロを手先だけで振ろうとすると、振れません。中の重りが遅れてくるので、腕で合わせにいくとタイミングが合わない。体で振るしかなくなります。
ゴルフクラブは軽いので、手先で合わせても振れてしまいます。振れてしまうから、力んでいることに気づきません。
これも体感です。スイングの計測データと突き合わせてはいません。
使い方は3つです
ゴルフの素振りの代わりに振る。ラウンドや練習の前のウォームアップに振る。それと、トレーニングとして振る。
この3つで使っています。回数やセット数は決めていません。その日に振りたいだけ振っています。
私の練習部屋は6畳の和室です。RMTクラブはゴルフクラブより短いので、この部屋でも普通に振れます。
同じように素振りで使う棒を、ほかに2本持っています。どちらも長いので、この部屋では振れません。
- 重さの違う3本を持ち替えて振る器具です|パワースインガー … 115センチ
- 素振り6回でヘッドスピードが3〜5m/s、という主張の器具です|ヘッドスピーダー 48インチ … 122センチ
振らずに使う棒も1本あります。ストレッチ用で、こちらはリビングに置いています。長いほうを買ったつもりでいました|Stick Mobility ショートスティック。
使い方の手順は、公式サイトに出ています
全部英語です。ただ、動きの手順そのものは具体的に書かれています。日本語の解説を探すより、こちらを見たほうが早い。3つ挙げます。
ラウンド前のウォームアップ5種
公式の記事に、ゴルフの前にやる5種目がまとまっています。5 Golf Exercises You Need in Your Warm up to Play Your Best。5種目とも RMTクラブを使います。
- 上下で逆に回る回旋。利き手を上にしてクラブを立てて持ち、上半身と下半身を左右に振り分ける。5〜10往復したあと、下半身を止めて肩を大きく回す
- 肩の可動域。握り直して、小さい動きから始める。まず後ろに回してから前へ。左右それぞれ10回ほど
- 片手のスイング。ゴルフの前傾を作って片手で持ち、バックスイングして手のひらに戻す。左右それぞれ5〜10回
- クロスハンドリフト。ゴルフの構えからフィニッシュの位置まで動く。下の手で上に押し、バックスイングでは上の手で引く
- クラブを頭上に保ったスクワット。腰を反らせないようにして、かかとに体重を乗せながら下ろす
回数の指定まで書いてあるので、これはそのままウォームアップの手順として使えます。
肩の後ろの張りをとるドリル
もう1本、単体のドリルの記事があります。RMT CLUB GOLF EXERCISE: IMPROVE EXTENSION IN YOUR SWING。クロスハンド・ショルダーストレッチという名前です。
普段と逆の手の組み方で握る。ドライバーの構えを作る。フルバックスイングまで上げて、下の手で押して腕を伸ばしきる。下ろして、反対の手で引いて反対の腕を伸ばす。トップでクラブの重さを感じてから戻す。左右それぞれ10回ほど。そのあと普通のグリップに持ち替えて、同じことをする。
後ろ側の肩の張りと、ダウンスイングでの腕の伸びに効く、というのがメーカーの説明です。私が確かめたことではありません。
動画は21本のプレイリストにまとまっています
YouTube の公式チャンネルに、ゴルフ向けだけを集めたプレイリストがあります。Golf Exercises: RMT® Club。21本入っています。
公式サイトのゴルフのページにも、同じ動画が種目ごとに並んでいます。Golf Training Aid | Golf Exercises | RMT Club。名前だけ並べるとこうなります。
- Step Through Rotation … 歩きながらの回旋
- Underhand Figure 8s … 下から8の字を描く
- Coiled Bailer … ねじってから引き上げる
- Step Lunge with Rotation … 踏み込みと回旋
- One Arm Swing … 片手のスイング
- Back Swing Rotation … バックスイング方向の回旋
- Half Kneeling Dynamic Rotation … 片膝立ちでの回旋
- Overhand Figure 8 … 上から8の字を描く
- Shoulder to Shoulder Rotation … 肩から肩への回旋
- Circle Stop … 回して止める
- Golf Workout … ゴルフ向けの一通り
動画は言葉が分からなくても動きは見えます。上の5種目とこのプレイリストがあれば、買ったその日から何をすればいいかは決まります。
私が振っているのは、この手順ではありません
正直に書くと、私はこの通りにはやっていません。素振りの代わりに振り、ラウンドの前に振り、トレーニングとして振っています。回数もセット数も決めていません。
Underhand Figure 8s やOverhand Figure 8、Step Lunge with Rotationはよくやってます。
器具そのものの出来と、使い方の道筋が用意されているかは、別の話です。RMTクラブは道筋のほうも用意されています。ただし日本語では出てきません。たまに、日本のゴルフプロに練習の動画を見ているとトレーニングに使っている様子が見られるぐらいです。
効いているかどうかは、測っていません
ここが今回の記事のいちばん弱いところです。
4か月ほぼ毎日振っていて、書けるのは体感だけです。手先の力みが抜けた。押される感じがある。ヘッドスピードが上がりそうな気がする。全部、感じです。
私は自宅に弾道測定器を置いていて、ヘッドスピードもボール初速も1球ごとに記録できます。それでも確かめていません。
確かめようとすると、設計が必要になります。振る前と振ったあとで測れば差は出るはずですが、その差が器具のものなのか、単に体が温まっただけなのかを分けられません。分けるには、器具を振らないウォームアップと比べる必要があります。
次にやります。
毎日使っていて、効果を測っていない道具は、ほかにもあります。10万円の空気圧ブーツを、ほぼ毎日使っています。あちらも同じところで止まっています。
買うかどうかの判断材料
国内で買うと3万円です。素振り用の重い棒としては高い部類に入ります。
私が今の時点で言えるのは、4か月ほぼ毎日続いている、というところまでです。続いているのは、振っていて気持ちがいいからです。効果が確認できたからではありません。

