運営者について
25年やって、ようやく78。
ゴルフを始めて25年になります。自己ベストは78。
胸を張れる数字かと言われると、微妙なところです。25年もやっていれば、もっと上手くなっていてよさそうなものですが、実際にはいまだにティーショットを曲げるし、寄せをトップするし、3パットもします。
そして何より、同じミスを何年も繰り返しています。
なぜか。ずっと「感覚」で練習してきたからです。
「今日は当たった気がする」「このドリルは効いている気がする」——25年分の練習は、そのほとんどが主観的な手応えの上に積み上がっていました。効いていたのか、たまたま調子が良かっただけなのか、区別がついていなかったのです。
測る道具が、手の届く値段になった
数年前まで、弾道測定器はプロやフィッターのものでした。数百万円の機械が、いまや個人が自宅で使える価格になっています。
私の手元には現在、弾道測定器が2台あります。FlightScope MevoとGarmin Approach R10。ヘッドスピード、ボール初速、打ち出し角、スピン量、クラブパス、フェース角——かつては「感じ」でしか語れなかったものが、数字で出ます。
だから、こう考えました。
25年かけて感覚で積み上げてきた仮説を、いま全部、数値で検証し直したらどうなるのか。
それがこのサイトです。
このサイトでやること
1. 練習器具の効果を実測する
世の中の練習器具レビューは「振りやすい」「飛んだ気がする」という主観がほとんどです。
ここでは違います。使用前と使用後をMevoとR10で測り、ヘッドスピードが何m/s変わったのかを数字で出します。 効果がなかった器具は、なかったと書きます。
2. 昔の名手の教えを検証する
ボビー・ジョーンズが1930年代に書いた教えは、弾道測定器のない時代の経験知です。
「90を切れない原因はグリーンまわりにある」「コントロールは距離よりはるかに重要」——これらは本当なのか。100年後の道具で答え合わせをします。
3. 13年前の自分に答え合わせをする
私は2012年から、ゴルフの上達法をブログに書いてきました。当時はスイングの連続写真を並べて、スライスの原因を説明していました。
いまは同じことを、クラブパスとフェース角の数値で説明できます。あのとき書いたことは正しかったのか。自分の過去記事を検証対象にします。
外れていたら、外れていたと書きます。そのほうが読む価値があるからです。
保有機材
正直に言うと、買いすぎました。
上手くなりたい一心で、良さそうな器具を見つけては試してきた25年です。効いたものもあれば、物置の肥やしになったものもあります。どれが本当に効いたのか、自分でも分かっていませんでした。
測定器を手に入れて、ようやくそれを確かめられるようになりました。以下は主なものです(全部は書ききれません)。
測定・記録
| 機材 | 用途 |
|---|---|
| FlightScope Mevo | 弾道測定(練習場・自宅) |
| Garmin Approach R10 | 弾道測定(クラブパス・フェース角の計測) |
| Garmin Approach S70 | GPSウォッチ(ラウンドデータの記録) |
アドレス・スイング
| 機材 | 用途 |
|---|---|
| Wellstance | アドレス補助。ミラーとクラブ別フットポジションで再現性を確保 |
| i Plane Pro | スイングプレーンの確認・矯正 |
| Power Swinger | 遠心力を使ったスイング練習器 |
| ヘッドスピーダー | ヘッドスピード向上(速筋トレーニング) |
| RMT Club | 回旋動作のトレーニング |
| Tour Lock | カウンターバランス調整 |
| ウェイトシフトバランスプレート | 体重移動とスイングリズムの確認 |
| MGC UNIMIX 傾斜マット | 4方向の傾斜ライを再現(100×100cm・室内外兼用) |
パッティング
| 機材 | 用途 |
|---|---|
| Wellputt | 距離感・タッチのトレーニングマット |
| AirBreak | 空気圧で傾斜を再現するパッティングマット |
| ベノック ソリッドゲート | アルミ削り出し。狙ったラインに狙った強さで打つ練習器 |
フィジカル・可動域
| 機材 | 用途 |
|---|---|
| Power Plate | 全身振動トレーニング(加速度トレーニング) |
| Stick Mobility | スティックを使った可動域トレーニング |
| BlackBoard Training System | 足部・足指の機能トレーニング |
| エリートグリップ レベルボール #3 | 3kgの体幹トレーニングボール |
| LPN ストレッチポール | 姿勢のリセット |
リカバリー
| 機材 | 用途 |
|---|---|
| Therabody Theragun | 筋膜リリース |
| Therabody JetBoots Prime | 空気圧コンプレッションによる下半身のリカバリー |
「足元を作る → 可動域を広げる → アドレスを作る → 振る → 測る → 回復する」。
この一巡がすべて自宅で完結します。しかも重要なのは、同じ目的の器具を複数持っていることです。
- 弾道測定器が2台(Mevo / R10)
- パッティング練習器が3台(Wellputt / AirBreak / ソリッドゲート)
- スイング系の練習器が5点以上(Power Swinger / ヘッドスピーダー / RMT Club ほか)
- リカバリー機器が2種(Theragun / JetBoots)
1台では「その機械がそう言っている」で終わりますが、複数あれば突き合わせができます。比較できる環境そのものが、このサイトの土台です。
そして何より——これだけ買ったからには、どれが効いてどれが効かなかったのかを、数字で明らかにする責任があると思っています。効かなかったものは、効かなかったと書きます。
運営者データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | Neil |
| ゴルフ歴 | 25年 |
| 自己ベスト | 78 |
| 平均スコア | 90 |
| ハンディキャップ | 16 |
| ドライバー平均飛距離 | 240 |
| ヘッドスピード | 43 |
| ホームコース | 寄居カントリー |
数値はすべて自己申告ではなく、測定機器による実測値を掲載しています。更新のたびに書き換えます。
これまで書いてきたもの
ゴルフブログは2012年から書いています。当時のタイトルは「目指せ!ゴルフ100切から90切」。100を切るために何が必要かを、自分の体験と写真で記録していました。
同時期に、読書ノートのブログも運営していました。約200冊分の読書記録——経営、心理学、マーケティング、自己啓発。ゴルフとは無関係に見えますが、そうでもありません。
ゴルフはメンタルのスポーツだと言われます。「池に入れるな」と思うほど池に入るのはなぜか。これは心理学に説明があります。ラウンドマネジメントは、要するに限られた資源の配分問題です。これは経営の話とほとんど同じ構造をしています。
技術の話だけでなく、そういう角度からも書いていきます。
読んでくださる方へ
このサイトは、スコア100前後で伸び悩んでいる方、90の壁で止まっている方に向けて書いています。かつての私がそうだったからです。
同時に、道具やデータが好きな方にも読んでいただけると思います。数字を見るのが楽しい人は、たぶん私と同じ側の人間です。
掲載しているデータは私自身の測定環境における実測値であり、同じ結果を保証するものではありません。それでも「主観の感想文」よりは、判断材料として役に立つはずだと考えています。
ご質問・ご指摘・記事のリクエストはhttps://golf-answer.com/contact/からどうぞ。測定してほしい器具のリクエストも歓迎します。