尿を送ると、栄養の過不足が分かる検査があります。2021年9月から5年、17回受けました。
だいたい3か月に1回。早いときも遅いときもあります。
せっかく17回分あるので、ゴルフのデータと体調の記録に、突き合わせてみました。
結論:何も出ませんでした
先に書いておきます。
| 突き合わせた相手 | 相関係数 | p値 |
|---|---|---|
| 体重 | −0.152 | 0.561 |
| 体脂肪率 | −0.148 | 0.572 |
| 筋肉量 | +0.005 | 0.985 |
| Oura の Readiness | −0.420 | 0.105 |
| HRV | −0.179 | 0.508 |
| ゴルフのスコア | +0.300 | 0.277 |
| ドライバー飛距離 | +0.034 | 0.905 |
栄養スコアが高い時期に、体調が良かったわけでも、ゴルフが良かったわけでもありませんでした。
体重についても同じことを調べました。体重と飛距離とスコアの関係では、飛距離は11ヤード動いたのにスコアは動きませんでした。
唯一それらしく見えるのが Readiness の −0.420 ですが、有意ではないうえに符号が逆です。栄養スコアが高いほど Readiness が低い、という向きになっています。17回では何も言えません。
17回のスコア

平均73.4点、最低64点、最高84点。
上がったり下がったりしていますが、この上下を追いかけるのは、あまり意味がありませんでした。 理由は次に書きます。
途中で、物差しが変わりました
2022年10月の結果にはなかった注記が、2023年2月の結果には付いています。
「栄養向上基準に基づき高い目標で評価しています」
つまり合格ラインが上がりました。 実際、不足と判定される項目は、はっきり増えています。
| 時期 | 不足と判定された項目数 |
|---|---|
| 2021〜2022年(旧基準) | 4〜8項目 |
| 2023年以降(新基準) | 9〜13項目 |
これで4台目です。
| 計測器 | 過去と地続きか |
|---|---|
| Oura リング | × Gen 3 → Gen 4 で数値が変わった |
| タニタ 体組成計 | × 買い替えで体脂肪率が4ポイント動いた |
| この栄養検査 | × 評価基準が変わった |
| ガーミン Approach | ○ 世代が変わっても地続き |

5年間、同じことを言われ続けていました
スコアの上下より、こちらのほうが正直こたえました。
ナトリウム過剰は、ほぼ毎回。 そしてカリウム不足も、ほぼ毎回。この2つは、いつもセットで出ています。
心当たりはありました。水に岩塩を混ぜて飲んでいたからです。
日本の食事は、普通に食べているだけでもナトリウムが多くなります。そこへ飲みものにまで塩を足していたので、ナトリウムは過剰に振り切れ、相対的にカリウムが足りなくなる。 検査結果は、そのとおりの形をしていました。
5年間、17回にわたって同じ指摘を受けて、それでも続けていました。
測っただけでは、変わらないということです。Power Plate のプログラムを覚えきれなかったときも、パット練習器具が合わなくなったときも、結局は同じでした。数字が出ることと、行動が変わることは、別です。

普段はやめ、ラウンドのときだけ残しました
普段の水に混ぜるのは、最近やめました。ただしラウンドのときは続けています。 発汗量が違うからです。
ゴルフ用には、水をベースにした自作のスポーツドリンクを持っていきます。岩塩はその材料のひとつです。
レシピと、使っていた塩が違いました
書きながら気づいたことがあります。
このドリンクのレシピでは、塩について「カリウム入りの減塩塩、または海塩」と決めていました。ナトリウムとカリウムを一緒に摂るための指定です。
実際に使っていたのは岩塩でした。 ミネラル分を含むタイプの岩塩なので、カリウムも入ってはいます。ただ、量が違いました。
| 成分 | 100gあたり |
|---|---|
| ナトリウム | 39g |
| カリウム | 64mg |
| カルシウム | 45mg |
| マグネシウム | 36mg |
| 食塩相当量 | 99.14g |
レシピの小さじ1/4(約1.5g)で計算すると、ナトリウムが約585mg。カリウムは約1mgです。
カリウムの1日の目安は2,500〜3,000mgなので、この塩から摂れるのは、その0.04%ほどという計算になります。
入ってはいるが、釣り合う量ではない。 検査結果に5年間出続けた「ナトリウム過剰・カリウム不足」と、形が一致します。
私が使っていたのは、ミネラル分を含むクリスタル岩塩です。塩そのものが悪いという話ではありません。 カリウムを別で摂る前提の設計にしていたのに、それを塩に期待してしまったのが実際のところでした。
冒頭に書いたとおり、この記事は栄養の摂り方をすすめるものではありません。塩分やミネラルの摂取量は、体調や持病によって考え方が変わります。
もちろんこれで原因が確定したわけではありません。日本の食事はもともとナトリウムが多いので、ドリンクだけの話ではないはずです。ただ、自分で決めた材料を自分で守っていなかったことは確かでした。
採尿のタイミングも効いていたかもしれません
調べてみると、17回のうち9回が、ラウンドから3日以内の採尿でした。
| 採尿のタイミング | 回数 | 平均スコア |
|---|---|---|
| ラウンドから3日以内 | 9 | 75.1 |
| それ以外 | 8 | 71.5 |
差そのものは誤差の範囲です。ただラウンドの日だけ塩を足しているのなら、その直後に採尿するかどうかで、ナトリウムの出方は変わり得ます。
採尿日を決めるとき、直前にラウンドがあったかどうかを気にしたことは一度もありませんでした。 弾道測定器のときと同じ失敗です。何を測ったかを記録していないと、あとから切り分けられません。

次の検査が、答え合わせになります
普段の岩塩をやめた以上、次の結果でナトリウムとカリウムが動けば、原因は日常のほうだったことになります。 動かなければ、ラウンド用か、そもそも食事のほうです。
次はラウンドから間を空けて採尿します。 5年かけて、ようやく条件を揃える気になりました。
それでも続けるのか
ゴルフにも体調にも関係が出なかったのなら、やめてもいいはずです。
たぶん続けます。理由は、ゴルフのためではなくなったからです。
この検査で分かるのは、パフォーマンスではなく偏りのほうでした。スコアが何点かより、「またナトリウムが赤い」と毎回突きつけられることに意味があります。
ただしスコアの数字そのものは、あまり見ないことにしました。 基準が変われば動くからです。見るなら、個々の項目の色のほうです。
これは Oura のときと同じ結論でした。合成されたスコアより、生の数値のほうが長く使えます。

まとめ
5年で17回、尿検査を受けました。
- ゴルフのスコアとも飛距離とも、関係は出ませんでした
- 途中で評価基準が変わり、スコアは地続きでなくなりました
- 5年間、同じ指摘を受け続け、変えませんでした
答え合わせとしては、ほぼ全敗です。それでも「関係がなかった」と分かったこと自体は、5年分の記録がなければ書けませんでした。
※ この記事は私個人の検査結果の記録です。栄養の摂り方をすすめるものではありません。食事や栄養で気になることがある方は、医師や管理栄養士にご相談ください。


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