Oura リングを5年半つけたレビュー|バッテリーの寿命、保証交換、ゴルフのときのつけ方

本記事にはプロモーションを含みます。
Oura Ring Gen4と充電器

2021年1月から、Oura リングをつけています。5年半で1,861日分の記録が残りました。

買う前に知っておきたいことは5つです。サイズは先に測ること。本体とは別に会費がかかること。バッテリーは3〜4年で終わること。機種を替えると数値が地続きにならないこと。ゴルフのときは、左手だとグリップで気になること。

順に書きます。

目次

結論:どんな人に向くか

向いている人

  • 指輪を毎日つけっぱなしにできる人
  • スコアの絶対値ではなく、自分の中の変化を見たい人
  • 数字を見て、実際に生活を変える気がある人

向いていない人

  • 表示されるスコアを、そのまま体の状態だと受け取りたい人
  • 何年か先に機種を替えたあとも、過去の数値と並べて比べたい人
  • 本体に加えて、月額を払い続けることに抵抗がある人

いちばん大事なのは3つ目です。私の体で実際に変わったのは、Oura が測ったものではなく、Oura を見て私が変えた行動のほうでした。

何を測る器具か

指輪型のセンサーです。寝ているあいだの心拍、心拍変動(HRV)、体温、呼吸数などを記録します。

朝起きるとアプリに3つのスコアが出ます。睡眠スコア、Readiness(コンディション)スコア、活動スコア。100点満点で、その日の状態を教えてくれる、というものです。

腕時計と違って、寝ているあいだも違和感なくつけていられます。

買う前に確かめること

  1. サイズを測る。Oura はいきなり本体を買えません。先にサイジングキットのダミーリングを24時間つけて、サイズを決めます。指の太さは1日のなかでも季節でも変わります。合わないサイズだと、測定そのものが狂います
  2. 会費。本体とは別に、月額のメンバーシップが必要です。払わないと、スコアはほとんど見られません
  3. バッテリーの寿命。私の個体は3年半で持たなくなりました。自分では交換できません
  4. 機種を替えると、数値の出方が変わる。過去の記録と並べて比べるつもりなら、ここが問題になります
  5. ゴルフで使うなら、つける手。左手の中指だと、グリップで気になります

私は第2世代から第3世代へ乗り換えたときの特典で、会費がかかっていません。当時の特典なので、いま新しく買う場合は会費がかかります。

使った世代

  • 2021年1月:記録開始。第3世代の発売前なので、第2世代です
  • 2021年11月以降:第3世代に乗り換え。データは引き継がれました(購入履歴が見つからず、正確な日付は分かりません)
  • 2024年:第3世代のバッテリーが持たなくなる
  • その後:Gen 4 に買い替え
  • 2025年11月:Gen 4 のバッテリー不良で、保証による新品交換

使い方

つけっぱなしにするだけです。最初に初期設定をすれば、あとはアプリで情報を確認するだけです。

充電は3日に1回、専用の台に置いて20分ほど。私は朝シャワーを浴びるあいだに充電する習慣にしていました。これなら装着していない時間がほぼゼロになります。

ラウンドとの関係では、当日の朝に Readiness を見る使い方を長くしていました。ただしこれは意味がありませんでした。体調とスコアを突き合わせた記事で書いています。

いま見ているのは、ラウンドの翌日と翌々日です。

ゴルフのときは、右手に付け替えています

左手の中指にリングをつけたままグリップすると、気になります。グローブの中で指の腹に当たる感覚があって、意識が持っていかれます。

私はラウンドのときだけ、右手の中指に付け替えています。付け替えるのは数秒です。右手に移した日もデータは問題なく取れています。

5年半つけていて「外そう」と思ったのは、この場面だけでした。日常生活でも寝ているあいだも、指輪が邪魔だと感じたことはほとんどありません。

良かった点

睡眠時間が、事実として増えました

いちばんの効果です。数字は後で出します。

ラウンドの負荷が、はっきり数字に出ます

18ホール歩いた翌日は、安静時心拍が平均3拍上がります。341ラウンド分の平均です。しかも2日後には完全に元に戻ります。「疲れが抜けない」と感じるのは、たいてい気のせいでした。

充電が生活に埋め込める

3日に1回20分というのは、ちょうどいい頻度でした。毎日充電が必要なら続かなかったと思います。

気になった点

バッテリーが、思ったより早く駄目になります

いちばん大きい欠点です。年ごとの装着率を出すとはっきり分かります。

年装着率欠測日数
2021100%0日
202299.5%2日
202399.5%2日
202465.6%126日
202590.1%36日
2026100%0日

2023年まで、ほぼ完璧に記録が残っています。それが2024年に崩れています。充電しても半日しか持たなくなり、つけるのをやめた期間が4か月ありました。

買い替えた Gen 4 も、1年経たずにバッテリーが駄目になりました。2025年の欠測の大半がそれです。こちらは保証で交換してもらえました(次の節)。

壊れたら本体ごとです。本体は3〜4年で買い直す前提で考えておいたほうがいいと思います。

スコアは、いつのまにか変わっています

私の Readiness スコアは、2023年の初めに10点近く跳ね上がり、そのまま戻っていません。同じ時期、睡眠スコアはまったく動いていません。体が良くなったのではなく、Oura 側の算出方法が変わったと考えるのが自然です。

アプリは、同じ画面で、同じ名前のスコアを、何ごともなかったように表示し続けます。特別なアラートの表示もありませんでした。

機種を替えると、数値の出方が変わります

Gen 3 から Gen 4 に替えたあと、HRV の日々の変動幅が 7.0 ms から 6.0 ms に縮みました。1割ほど揺れなくなっています。安静時心拍では、この変化は起きていません。

一方、保証で同じ Gen 4 に交換したときは、HRV も安静時心拍も変動幅がまったく動きませんでした。数値が変わるのは世代が変わったときで、個体差ではないということです。

Gen 3 で測った HRV と Gen 4 で測った HRV を並べて「良くなった」と言うことはできません。私は実際、これで判断を間違えかけました。

同じことが、ほかの計測器でも起きていました。

バッテリーが持たなくなったら、すぐ問い合わせる

Gen 4 のバッテリーが1日ももたなくなったとき、Oura に相談したところ、新品と無償で交換してくれました。

手順です。

  1. Oura アプリのチャットから問い合わせる。最初はAIのアシスタントが対応します
  2. 「リングの診断情報にアクセスしてよいか」という確認メールが届くので、承認する
  3. Oura 側がバッテリーの状態を調べ、問題ありと判定する
  4. 保証担当に引き継がれ、氏名・電話番号・注文番号・モデルとサイズ・配送先を伝える
  5. 新品が届く

問い合わせから3日で届きました。11月25日にチャットで問い合わせ、26日に保証担当へ引き継がれ、29日の午前中にDHLで到着しています。

やり取りはすべて日本語でできました。担当者から届くメールも日本語で、翻訳調ではありましたが不自由はありません。

注文番号は「SOから始まる番号」を求められますが、私は分かりませんでした。それでも進みました。リングのモデルとサイズは、Oura アプリのリングのアイコンから「My Oura Ring」で確認できます。

バッテリーが持たなくなったのは10月25日で、問い合わせたのは11月25日です。1か月放置したぶん、記録が飛びました。壊れたと思ったら、すぐ連絡したほうがいいです。

効果は数値で出たのか

出ました。ただし、予想していたものとは違いました。

睡眠時間が、5年で39分増えています。

年平均睡眠時間
20216時間31分
20226時間40分
20236時間56分
20247時間10分
20257時間06分
20267時間10分

毎朝「昨日は6時間20分でした」と数字で見せられ続けた結果、寝る時間が早くなりました。Oura が体を良くしたわけではありません。Oura を見て、私が行動を変えた。それだけです。

一方で、都合の悪い数字も出ています。

年安静時心拍HRV
202151.852.7
202656.440.4

安静時心拍は5年で4.6拍上がり、HRV は23%下がっています。どちらも良くない方向です。年齢を考えれば自然な変化ではありますが、睡眠を改善しても止まりませんでした。

Readiness スコアだけを見ていたら、この5年で私の体は良くなったことになっていました。中身を見ると逆です。スコアではなく、安静時心拍や HRV といった生の数値を見たほうがいいと思います。

ただし、生の数値も1晩分では揺れます。胸ベルトと41日並べて比べると、一晩の平均が一致していたのは偶然でした。

続けているか

続けています。5年半で1,861日、装着率91.8%です。

外していた期間は2つだけで、どちらもバッテリーの問題です。自分の意思でやめたことは一度もありません。

買った目的(睡眠を知る)は、最初の3か月で果たされています。自分が6時間半しか寝ていないことを知るのに、5年は必要ありません。

それでも続けているのは、長く続けたことで初めて見えるものがあるからです。ラウンド翌日の負荷が5年半ずっと同じだったこと。安静時心拍が年に1拍ずつ上がっていること。スコアの計算方法が途中で変わったこと。どれも3か月では分かりませんでした。

短期で答えが欲しい人には向きません。長く続ける前提なら、価値は年々増えます。

同じ目的なら、他の選択肢

Oura Ring 5

2026年6月に日本で発売された最新モデルです。Gen 4 より40%小さく、バッテリーも長くなっています。バッテリーが弱点だと書いたので、これから買うならこちらだと思います。

ただし、世代を替えれば数値も変わります。過去のデータと地続きで比べられると思わないほうがいいです。

Oura Ring 4

私がいま使っているのはこちらです。Ring 5 が出たので、型落ちになりました。

RingConn

AIによるアドバイスがついたスマートリングです。私は使っていないので性能は分かりません。月額のかからないモデルを探している人には候補になります。

RingConn の公式サイトを見る

SOXAI RING 2

日本製のスマートリングです。サイズ交換や国内サポートを重視するなら、こちらのほうが安心だと思います。

EVERING

決済機能付きのスマートリングです。睡眠の計測が主な目的なら方向性が違いますが、指輪型に慣れる入口にはなります。

そもそも指輪でなくてもいい場合

睡眠中のデータが欲しいだけなら、腕時計型でも取れます。私が指輪を選んだのは、寝るときに時計をつけたくなかったからです。それが気にならない人は、スマートウォッチで足ります。

回復まわりの道具としては、脚に空気で圧をかけるブーツも毎日使っています。

まとめ

  • サイズは先に測る
  • 会費と、3〜4年での買い直しを前提に考える
  • スコアではなく、生の数値を見る
  • ゴルフのときは、グリップしない手につける

睡眠時間が39分増えたのは、この指輪がなければ起きなかった変化だと思います。私はもう一度買います。そのとき、また数値が地続きでなくなることも分かった上で。

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この記事を書いた人

ゴルフ歴25年、自己ベスト78。2012年からゴルフの上達法をブログに書いてきました。
同時期に読書ノートのブログも運営し、約200冊分の記録を残しています。

現在は弾道測定器3台を使い、本で読んだ理論を実際に測って確かめる作業をしています。

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