パターが3本あります。順番に替えてきました。
2025年4月、いちばん新しい1本に替えました。L.A.B. Golf の DF3 です。ゼロトルクと呼ばれる種類のパターで、買った理由ははっきりしています。入れたいと思った短いパットで、よくヘッドがブレて外していたからです。
ガーミンに233ラウンド分の記録が残っています。替えたあと、その短いパットがどうなったかを調べました。
何のための数字なのかを、先に書いておきます
パット数は、ゴルファーが自分で持っている数少ない数字のひとつです。スコアカードに書きます。アプリが集計してくれます。
ただ、この数字は道具の評価には向いていません。理由は3年使ったパット練習器具のアーク練習を、パターを替えた日にやめましたに書きました。グリーンに乗る回数が増えればパット数は増えるからです。
その記事の最後に、こう書きました。正しく測るにはストロークゲインド・パッティングのような指標が必要で、そのためのセンサーは持っていない。手持ちのデータでは、ここまでが限界でした。
今回やったのは、その先の一段だけです。
パターは3本あります
| 使っていた期間 | パター | シャフト | |
|---|---|---|---|
| A | 〜2022年10月27日 | Fuso Dream SP-005 | Stability Shaft にリシャフト |
| B | 〜2025年4月6日 | Roddio B-Tuning | PH070 と PH105 を付け替え |
| C | 2025年4月7日〜 | L.A.B. Golf DF3 | 純正 |

いちばん古いFuso Dream SP-005は、ネックがスワンネックという形のピン型です。2019年6月にシャフトをStability Shaftに替えました。トルクの小さいシャフトです。ゼロではなく、1です。
2本目のRoddio B-Tuningは、シャフトを差し替えられるパターでした。純正のシャフトが3本あって、そのうち2本のシャフトを購入。シャフトは、グリーンの速さとその日のフィーリングで付け替えていました。2022年10月27日発売で、予約して購入しました。
3本目がL.A.B. Golf DF3です。ゼロトルクは、ストローク中にフェースが開いたり閉じたりしにくい設計です。
並べてみると、トルクが少しずつ小さくなる順番になっていました。狙ってそうしたわけではありません。
DF3を買った理由
入れたいと思った短いパットで、ヘッドがブレて外すことがよくありました。トルクがゼロなら、そこの許容性は高いはずだと思いました。
トルクが少ないほうが方向性に有利なことは、前から分かっていました。2019年にSP-005をStability Shaftに替えたのが、まさにそれです。
もうひとつ、U-NEXTでPGAツアーを見ていて、プロが結構使っているのが目についていました。使ってみたかった、というのが正直なところです。
当時はオーダーすると3ヶ月以上かかる人気でした。日本のサイトの直販に即納モデルがあったので、それを買いました。ライ角69度、35インチです。
フィッティングは受けていません。
ホール単位に落としました
前の記事ではラウンド単位で見ていました。1ラウンドのパット数です。今回はホール単位にして、2つに分けました。パーオンしたホールと、外したホールです。
パーオンしたホールでは、1パット目がグリーンの端から打つような長い距離になります。外したホールでは、寄せたあとの短い距離になります。
距離そのものは測っていません。パーオンしたかどうかで代用しています。ここは正確ではありません。
使ったのは、18ホール完了していて、18ホールすべてにパーと打数とパット数が揃っているラウンドだけです。233ラウンド、4,194ホールになりました。パット数がどう記録されているかはゴルフのデータは、後から作れませんに書いています。
パーオンは、打数からパット数を引いた数がパー引く2以下かどうかで判定しています。自分で計算した数字です。ガーミンのスコアカードの画面にも「パーオン 4/18」という表示があるので、直近の9ラウンド162ホールで突き合わせました。1ホールも食い違いませんでした。
遠いパットは、3段階で減っていました
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| ラウンド数 | 83 | 76 | 74 |
| ホール数 | 1,494 | 1,368 | 1,332 |
| パーオンしたホールの3パット率 | 24.31% | 15.23% | 10.71% |
| パーオンしたホールのパット数 | 2.17 | 2.10 | 2.05 |
パターを替えるたびに減っています。AからCで13.6ポイントです。
短いパットは、6年間動いていません
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 外したホールの3パット率 | 8.80% | 8.18% | 7.91% |
8.8、8.2、7.9です。
AからCで0.9ポイント下がっていますが、この幅は偶然の範囲に収まっています。3本のどの組み合わせで比べても同じでした。

狙ったところが、いちばん動きませんでした
DF3を買った理由は、入れたいと思った短いパットでした。
その短いパットが、6年間・パター3本を通じて、いちばん動かなかった数字でした。
動いたのは、期待していなかった遠いほうです。
これは効果の証明ではありません
3つ書いておきます。
同じ期間に、パーオン率も上がっています。17.07%、18.71%、23.12%です。ショット全体が良くなっているので、グリーンのどこに乗っているかも変わっているはずです。
2025年4月、DF3に替えた日に、3年続けていたアーク練習もやめました。道具と練習が同時に変わっています。
そして3本は、同じ期間に並んでいません。Aは2022年まで、Bは2024年まで、Cは去年からです。あいだに何が変わったかは、数えきれません。
言えるのは、6年間でこの2つの数字が別々の動き方をした、というところまでです。
外したホールの1パットは、減っています
もうひとつ、逆向きの数字があります。
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 外したホールの1パット率 | 29.70% | 22.39% | 18.46% |
寄せワンが減っています。
ただしこれは、寄せがカップに近づいた回数の話でもあります。パットが入らなくなったのか、寄せが寄らなくなったのか、この数字では分けられません。パーオン率が上がっているので、外し方そのものが変わっている可能性もあります。
トルクだけの話ではないと思っています
ここからは数字ではなく、使ってみて思っていることです。
ゼロトルクは、トルクだけでなくライ角が重要だと思っています。シャフトの長さとライ角が合っていないと、効果は半減するはずです。
私は即納モデルを買ったので、フィッティングを受けていません。ライ角は自分では合っていると思っていますが、測ったわけではありません。次にもう1本作るとすれば、フィッティングを受けてからにします。
巷ではトルクが0であることばかりが強調されていて、他社も似たものを出しています。ただ、数字が0になるのはトルクだけです。長さとライ角は、人によって違います。
持ち帰れること
パット数を見るときに、私がこれから分けるものです。
遠いパットと短いパットを混ぜない。1ラウンドの合計パット数は、この2つを足した数字です。足したあとでは、どちらが動いたかが分かりません。
グリーンに乗る回数が変わると、パット数も変わる。アイアンが良くなるとパット数は増えます。パット数が増えたことが、そのまま下手になったことにはなりません。
買った理由と、効いたところが同じとは限らない。私の場合は逆でした。同じことを飛距離のほうでも書きました。10球なら268ヤード、1,000球なら319ヤードでは、自己最長の1本がクラブではなく、特定のホールと打った本数でできていました。
次にやること
3本とも手元にあります。これから使い分けてラウンドしようと思っています。
そうすると、今回いちばん困ったところが片付きます。3本が同じ期間に並ぶので、時期による違いが混ざりません。
ひとつ準備が必要です。ガーミンには、その日どのパターを使ったかが残りません。記録が無ければ、あとで分けられません。次のラウンドから、1行だけメモします。
その前に、室内の計測器で1球ずつ測ってみました。入った率でパターを比べたら、届いたかどうかを比べていましたに書いています。カップインした率で3本を比べようとしたら、届いたかどうかを比べていました。
そのあと、打ち出し方向のほうで測り直しました。8ヤードで275球です。3本のばらつきは別々に並んで、いちばん狭かったのは DF3 でした。ただし、なぜ狭いのかは分かっていません。
そのうえで、何ラウンドやれば差が出るのかを先に計算しました。「替えてから良くなった」を確かめるには、何ラウンド必要かに書いています。1ラウンド1本で使い分けても、この3本の差が出るまでには16年かかると分かりました。
この記事で使っている道具
2025年4月から使っているパターです。

