Square Golf Omni を6畳に置いた初日|本体に数字が出て、記録の3分の1を落としていました

本記事にはプロモーションを含みます。

弾道測定器の Square Golf Omni を買い足して、6畳の和室に置きました。この記事は、その初日の記録です。

Omni がどんな測定器で、何を測って何を計算しているかはSquare Golf Omni を6週間使って分かった、測っているもの・計算しているものにまとめました。買ったあと最初にやる設定はSquare Golf Omni を買ったら最初にやること|ステッカー、ボール、目標線、跳ね返り対策です。ここでは、初日に分かったことだけを書きます。

分かったことは3つです。

  • 6畳に置けました。後ろにスペースが必要ないからです
  • 本体に数字が出ます。打席に立ったまま、キャリーまで読めます
  • 初日から、記録の3分の1を落としていました

精度の検証は、この日は何もしていません。新しい機材を買った直後の感想は、あまり当てになったことがありません。Mevo は置き場所で詰みましたし、6畳で持て余した器具もいくつもあります。だから初日の手応えを先に書いておいて、後で自分で確かめることにしました。

目次

6畳に置けたのは、測り方が違うからでした

先に断っておきます。6畳で足りないのは奥行きだけではありません。天井の高さも同じくらい効いてきます。Omni が解決したのは、そのうち測定器を置く後方スペースの一点だけです。

R10 と Mevo は、どちらも電波式です。ボールの後方に置いて、飛んでいく球に電波を当てて測ります。Mevo はボールの1.8メートル後方でした。

打席の後方は、スイングのために空けておく場所でもあります。そこに測定器の設置距離まで必要となると、6畳では成立しません。R10 と Mevo を使わなくなった理由は、これだと思っています。練習の大半は6畳です。そこで使えない測定器は、結局出番がなくなります。

Omni はカメラ式で、高速カメラが4台入っています。ボールの脇に置いて、インパクトの前後を撮ります。必要なのは後方の距離ではなく、横の50センチです。マニュアルの数字では、本体からボールまで35センチから60センチ。実際に測ると、こうなっていました。

項目実測
本体からボールまで約52cm
天井高250cm
ネットの高さ233cm
打席からネットまで208cm

52センチは、マニュアルの範囲のちょうど真ん中でした。ボールを置いていい範囲は、あとで自分でも測っています。Square Golf Omni の有効範囲を、25センチの板を作って測りましたです。

天井250センチは、うちの数字です

うちの天井が250センチあるのは、畳を上げて床を下げているからです。部屋の作り方は6畳ゴルフ部屋の作り方に書きました。

同じ6畳でも、天井の高さは家によって違います。このあと出てくる高さの話は、うちの部屋でだけ成り立つ数字です。考え方は使えますが、数字は測り直してください。

置き方は、テープ2枚で決めました

人工芝の上に置いたOmniと、L字のマスキングテープ、その先に貼った小さなテープ
L字のテープが測定器を置く位置。その先の1枚が、そこから35センチ。レディゾーンの手前の縁です。

L字のほうが、測定器を置く位置です。三脚をここに合わせます。もう1枚が、そこから35センチの位置。ボールを置く範囲の手前の縁になります。測定器の位置が動けば、35センチの線も一緒に動きます。だから先に測定器を固定します。

R10 のときも設置には気を使っていましたが、シビアだったのは装置の側でした。ボールの約1.8〜2.4メートル後方、ターゲットラインと平行、水平に。L字のテープで測定器の位置を決めているのは、結果的に同じことをやっています。

ボールの位置は、初日は範囲の中で構えて気持ちのいいところに置いていました。その後、四隅を測ったところ中央が安定して全項目が取れたので、今は中央に揃えています(比べるには165球必要でした)。

ボールが範囲に入ると、音声とランプで知らせてくれます。鳴ったら打つ、鳴らなければ置き直す。アドレスに入ってから本体を覗き込まなくて済むのは、思っていたより楽でした。

マットは大きいほうが楽です

マニュアルに「マット上で使用する際は、できるだけボールとローンチモニターの高さを同じにしてください」とあります。高さがずれると、ボールを置ける範囲が狭くなります。

使っているのはパターマット工房のPGSプレミアムマットIIIで、150センチ×100センチ、芝厚14ミリです。本体とボールの距離は52センチで、マットは100センチ幅なので、本体もボールも同じマットに乗ります。小さいマットを使っている人ほど、ここで躓くと思います。本体がマットから落ちて床に置かれ、そのぶん高さがずれます。

本体に数字が出ます

Omni本体のLCD。ボール速度13.7、角度31.9、キャリー18.6などが表示されている
本体のLCD。上からボール速度、打ち出し角、方向、スピン量、スピン軸、キャリー。いちばん下の18.6がキャリー距離です。

R10 も Mevo も、数値を見るには Bluetooth で繋いだ端末が必要でした。これが練習では邪魔でした。

困ったのはスイング動画を撮るときです。スマホを三脚で後方に固定すると、そのスマホは撮影に取られます。数値を見る手段がなくなる。打席に立ったまま「今の球は何ヤードか」が分かりません。

Omni は本体を見れば数字が出ています。

表示内容写真の値
BALL SPEEDボール速度(m/s)13.7
ANGLE打ち出し角(deg)31.9
DIRECTION打ち出し方向(deg)R 0.0
SPIN RATEスピン量(rpm)4,243
SPIN AXISスピン軸(deg)L 5.3
CARRYキャリー(yd)18.6

最後の行が大きい。キャリー距離が本体で読めます。別の球では本体に17.4と出ていて、大画面側の「キャリー 17.4 yd」と一致していました。打った直後に、そのまま距離が分かります。

R10 と Mevo で4年間できなかったのが、これでした。

左にOmni本体、右奥に27インチの画面。同じショットの数値が両方に出ている
本体と27インチの画面。本体に出ている17.4と、画面の「キャリー 17.4 yd」は同じ球です。

本体は SPIN AXIS、アプリは サイドスピン と、別の指標で出しています。突き合わせるときは注意が必要です。

アプリは27インチで見ています

27インチのドでかPadと、その手前に置いたiPad mini 6の大きさ比較
ドでかPad 27インチと iPad mini 6。アプリの数値は8項目が横一列に並びます。

本体で読めるのは6項目です。弾道の軌跡やセッション全体を見るには、アプリを開きます。アプリの数値は8項目が横一列に並びます。ボール速度、方向、角度、バックスピン、サイドスピン、最高到達点、キャリー、ラン。

8項目を横に並べる画面は、小さい端末を想定していないと思います。iPad mini 6 でも読めますが、1項目あたりは小さい。使っているのはドウシシャの「ドでかPad」27インチです。部屋が狭いので、27インチを置いても打席から近い。狭さが不利にならない、数少ない場面です。

このタブレットは、ほかの用途にも使っています。

球はネットに当たっているのに、数字が出ます

カメラ式が6畳に効いている理由が、もうひとつあります。インパクト直後のごく短い区間しか見ていないことです。

あるショットは、推定最高到達点が3.2ヤード、約293センチと出ました。うちの天井は250センチです。この球は、計算上の頂点まで到達できません。

実際には、打席から208センチ先のネットに当たっています。2メートルほど飛んでネットに刺さっているのに、キャリー18.6ヤードという数字が出る。インパクトの瞬間だけ見て、そこから先は計算しているからです。

電波式は飛んでいく球を追う必要があります。狭い部屋では、球が飛ばないこと自体が問題になります。カメラ式はそこを避けています。

ただし、ネット上部のロゴの帯に当たった球は、測定器のほうへ跳ね返ってきます。うちでは打ち出し角43度から当たり始めました。対策はSquare Golf Omni を買ったら最初にやることに書いています。

Sporniaのゴルフネット。ロゴの入った帯だけ網ではなく布が張られている
Spornia のロゴが入った帯。上下は網ですが、ここだけ布が張られています。床から182センチ。

アプローチの距離感に効いています

これまでアプローチは「なんとなく」打っていました。この振り幅ならこのくらい、という感覚はあるものの、それが何ヤードかは知らなかった。コースで合わないときに、何がずれているのかも分かりませんでした。

項目数値
ボール速度13.1 m/s
打ち出し角34.6 deg
方向L 3.2 deg
バックスピン3,069 rpm
サイドスピンL 451 rpm
最高到達点3.2 yd
キャリー17.4 yd
ラン3.5 yd
トータル20.9 yd

6畳の部屋で、20ヤードのアプローチが数字で出ます。振り幅を変えれば数字が変わる。振り幅と距離の対応表が、自宅で作れます。フルスイングは打てない部屋ですが、アプローチなら本来の球筋がそのまま出ます。

その対応表を作るつもりで、後日サンドウェッジから9番アイアンまで20球ずつ打ちました。結果は番手を4本使い分けても、ランはどれもキャリーの3割でしたに書いています。

本命は、普通のショットです

期待しているのはアプローチだけではありません。練習場で普通に打つショットも測りたい。Omni は屋外でも使えます。持ち出して打席の脇に置けば、それで済みます。

私が練習場に行くのは、たいてい新しいクラブの調整です。これまでは、そのときに数字が取れませんでした。R10 も Mevo も設置が必要なので、打席では出しにくい。手軽に置ける測定器があると、そこが埋まります。新しいクラブを持ち込んで、数字を取って帰る。家に戻ってから、6畳で同じクラブを短い距離で確かめる。

その後、練習場に持ち出して、ほかの2台と並べて測りました。弾道測定器を3台並べたら、3台とも補正が掛かっていましたに書いています。

5番アイアンまで振れました

6畳でも、5番アイアンまでフルスイングできました。振り抜けますし、ネットにも収まります。

ただ、常用はしていません。番手が長くなるほど打ち出しは低くなるので、帯に当たるリスクはむしろ下がるはずです。それでも、外した球の行き先が読めない。トップすれば低い弾道でどこへ行くか分かりません。普段はハーフスイングまでにしています。

これもうちの天井と奥行きでの話です。部屋が違えば番手も変わります。

初日から、記録が欠けていました

記録は接続した端末に保存され、CSVで書き出せます。書き出してみたら22項目ありました。本体は6項目、アプリ画面は8項目です。

そのCSVを開いて気づきました。クラブ関連の8項目が、全部ゼロです。ボールのデータは全部出ています。クラブだけが空でした。

原因は、クラブにステッカーを貼っていなかったからです。

長方形のクラブステッカーが並んだシート
シャフト用。長方形が80枚。これがないとクラブデータは1項目も出ません。
丸いクラブステッカーが並んだシート
フェース用。丸が100枚。直接叩かれるぶん、シャフト用より20枚多く入っています。

Omni は箱にステッカーが入っていて、これを貼らないとクラブデータが取れません。マニュアルに、どのステッカーで何が測れるかの表が載っています。

測定項目シャフト用フェース用備考
軌道角必要不要±20.0°
アタック角必要不要±20.0°
フェース角必要不要推定値
動的ロフト必要不要推定値
インパクトポイント必要必要0〜60mm
クラブスピード必要必要±40.0 m/s

シャフト用がすべての前提です。これがないとクラブデータは1項目も出ません。フェース角と動的ロフトは推定と明記されています。実測ではありません。

箱を開けた時点で、このステッカーは見ています。見たうえで、何のためのものか確かめずに打ち始めました。

画面を見ているかぎり、気づきません

本体の6項目も、アプリ画面の8項目も、すべてボール側のデータです。クラブデータはアプリの別画面でしか見られません。

打っている最中に見えている数字は、全部きちんと出ています。欠けているものは、欠けていること自体が見えない。CSVを開かなければ、このまま何セッションも打ち続けていたと思います。

Mevo のときも同じことをやりました。接続が切れて数値が空欄になっている画面を見ながら、気にせず次の球を打っていました。

順番はマニュアルに書いてありました

トラブルシューティングの「クラブデータが測定されない」に、対処が3つ並んでいます。

専用のクラブステッカーがクラブに正しく貼付されていることを確認してください。/ステッカーが摩耗、損傷、汚れ、または不適切な位置にある場合は交換してください。/クラブ測定のため、ボールはレディゾーン前方に配置することを推奨します

ステッカーの有無、次に貼り位置、最後にボール位置。私は3番目から疑い始めていました。

初日のあとに確かめたこと

初日の時点では、表示された数値が実際と合っているかは何も確かめていませんでした。その後に確かめたことです。

まとめ

初日に言えたのは2つでした。6畳に置けました。そして初日から、記録の3分の1を落としていました。

これから使う人が持ち帰れることは3つです。

  • 狭い部屋なら、後ろにスペースが必要ないカメラ式が置きやすい
  • 天井と奥行きは、自分の部屋で測り直す
  • 打ち始めたら一度CSVを開いて、欠けている項目がないか確かめる

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この記事を書いた人

ゴルフ歴25年、自己ベスト78。2012年からゴルフの上達法をブログに書いてきました。
同時期に読書ノートのブログも運営し、約200冊分の記録を残しています。

現在は弾道測定器3台を使い、本で読んだ理論を実際に測って確かめる作業をしています。

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